世界には絶対的な現代化モデルもなければ、どこにでも当てはまる普遍的な現代化基準も存在しない。歴史的条件の多様性は、各国が選択する発展の道の多様性を決定づけ、中国の問題は中国の基本的な国情に基づき中国人自身が解決すべき問題と決定づけた。新中国の成立以来、中国共産党は各民族の人々を団結させて導き、全てにおいて実情を踏まえてスタートし、自主独立して前進する道を切り拓き、社会主義現代化建設の実際問題の解決に努めてきた。
中国は1951年から14の5カ年計画を実施し、経済や社会の発展・総合的な国力の増強・国民生活の向上を力強く推進し、世界に類を見ない急速な経済発展と社会の長期的安定という2つの奇跡を創り出した。第18回党大会以降、党中央委員会は中華民族の偉大な復興戦略全体と100年に1度の世界の大変革を基礎とし、「五位一体」の全体配置と「四つの全面」の戦略配置を推進、党と国家の事業が歴史的成果を収め歴史的変革を遂げるよう推し進めてきた。
中国は貧困脱却堅塁攻略戦に勝利し、小康社会を全面的に完成させ、第1の百年奮闘目標を実現した。中華民族は立ち上がり、豊かになり、強くなるというステップで偉大な飛躍を遂げ、中華民族の偉大な復興は不可逆的な歴史的プロセスに入った。中国式現代化は他国の社会主義実践の二番煎じでもなく、西側諸国の現代化発展を模倣するものでもない。中国式現代化は中国の特色を備え、中国の実情に即した現代化であり、中華民族の偉大な復興を実現する光輝く道であることは、実践が証明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月18日