全面的な登録制が加速中で、第1期メインボード登録制企業が間もなく上場審査を受ける。上海・深セン証券取引所のデータによると、今月13、14日に16社のメインボード企業が両取引所の上場審査委員会の審査を受ける。うち上海証券取引所は7社、深セン証券取引所は9社。13日だけでも11社のメインボード企業が上場審査を受ける。
取材によると、上場委員会審査会議は登録・発行の重要な一環だ。発行条件と上場条件を供え、情報開示要求に合致する企業のみが登録に進むことができる。早ければ4月第1期メインボード登録制企業の登録が発効する。
計画中の資金調達状況によると、上述したメインボード企業16社の第1ラウンドの資金調達規模は4億1500万元から60億元の間と見られ、累計で201億元を事前に調達する。うち第1ラウンドの資金調達規模が10億元を超える見込みの企業は5社。
所属業界を見ると、この16社のうち11社は製造業で7割弱を占めている。化学原料及び化学製品、専用設備、汎用設備、医薬品製造、自動車製造などが含まれる。’
中国銀行研究院博士研究員の邱亦霖氏は、「企業はリファイナンスやM&Aなどの手段で産業チェーンを拡大し、製造業のモデル転換と高度化のペースを上げられる。同時にメインボード市場の力がさらに発揮され、ブルーチップ企業による業界のモデル転換及び高度化のけん引を支え、投資家に良好な投資先を提供するだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月10日