在中国主要外資系企業向けに15日に開かれた両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)精神に関する会見で、商務部の盛秋平副部長は「今年は中国の消費促進年だ。中央経済工作会議と政府活動報告は、今年は消費回復及び拡大を優先するとした」と説明した。情報によると、通年で300回を超える販促イベントが催される。
中国は世界2位の消費市場だ。昨年の社会消費財小売総額は44兆元弱にのぼり、その1、2年前の規模とほぼ同等となった。感染再拡大の影響を受けながら消費の基礎の安定を実現した。中国の人口は14億人を超え、中所得者は4億人を超える。消費の新業態・新モデルが続出し、おなじみのネット通販、モバイル決済、宅配業などで世界をけん引している。
盛氏によると、消費市場小売総額のうち4分の1以上がオンライン小売となっている。オンライン小売は常に社会全体の消費・小売の増加をけん引している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月16日