バイデン氏は月曜日の談話で、銀行の危機をトランプ前大統領による2018年の銀行の監督管理を弱める規定のせいにし、「オバマ政権ではSVBやその他の大手銀行に厳しい要求を出していたが、不幸にも前政権はその一部の要求を取り消した」と述べた。
13日付米紙「ニューヨーク・ポスト」の報道によると、民主党に献金する米国の投資家は、バイデン氏のSVBの処理に憤っているという。統計によると、IT企業で働く人が2020年に提供したすべての政治献金のうち98%が民主党員に向けられた。別の見積もりによると、シリコンバレーの住民は民主党員に2億ドル弱を献金したが、「これらの献金は役に立たないようだ」と気付き、政府が実際の政策により預金者を支援していないと批判している。
米CNNは14日、「どのような経済の衝撃であっても、すでに多くの危機を経験してきたバイデン政権にとっては政治の災難だ。これは2期目を目指し大統領選に出馬する準備に入っている現在においてはなおさらだ。状況が持続的に悪化し、豊かな銀行家を救うか危機の蔓延を放置するかの選択を強いられた場合、バイデン氏は危険な政治の苦境に直面する」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月15日