国家市場監督管理総局の第1四半期定例会見で発表された情報によると、昨年末時点で全国の登録済みの企業数が5282万6000社にのぼった。市場監督管理部門は各種措置を講じ、企業の発展に向けより優れた市場環境を構築する。
市場監督管理総局認証監督管理司の劉衛軍司長は、「中国の5000万社を超える企業のうち圧倒的多数が中小及び零細企業だ。これらの企業は国民経済及び社会発展の主力軍であり、経済の高品質発展の実現を促す重要な基礎だ」と述べた。市場監督管理総局は「零細企業品質管理体制認証向上行動」を展開した。零細企業の質の問題に焦点を絞り、17業界の「企業品質管理中核プロセス実施ガイドライン」を作り、56件の企業質向上優良ケースを選び、企業の正確な支援を実施した。企業の生産フローの再構築、管理制度の改善、重要プロセスの改良などの手段を通じ、管理水準と製品の質を高めた。
また市場監督管理総局は品質技術支援「質向上・企業強化」行動を展開した。通年で5万4500社超の企業を支援し、うち中小及び零細企業が4万5400社と8割超を占めた。産業チェーン支援を2800回超実施し1500カ所の産業集積エリアをカバーした。企業が品質問題による損失の減少や生産性の向上などにより、工業生産高を81億元超増やすようサポートした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月30日