技術イノベーションの自立と自強
外国メディアは、この5年にわたり中国の科学技術イノベーションが多くの成果をあげ、複数の重要なコア技術が飛躍したことにも目を向けている。
ブルームバーグは「科学技術が今年の両会の主題」として注目すると共に「国家の戦略的科学技術力を強化し、重要なコア分野で大きな飛躍を実現する」といった中国政府活動報告の科学技術イノベーション能力の向上に関する記述を挙げた。
香港の『南華早報(サウスチャイナ・モーニング・ポスト)』によると、アナリストは、中国がより多くの科学技術イノベーションを支えるシグナルを発信するにつれて、科学技術予算が増えていることも、国家発展における科学技術の重要性が日増しに高まっていることを反映しているとの見方を示した。
露スプートニクは、中国科学技術部部長の王志剛氏の発言を引用し、中国が企業の科学技術イノベーションの主体的地位を強化し、発展の質を向上させようとしていると伝えた。また、科学技術の自立と自強を推進すればイノベーションによって実体経済の発展水準が高まり、発展の新たなエネルギーが育成・拡大し続けることで「中国製造」の品質と競争力が向上する旨を政府活動報告が指摘したとしている。