国務院新聞弁公室の3日の会見によると、4月10-15日に海南省海口市で開催される第3回中国国際消費財博覧会(消博会)の各種準備作業が最終段階に入っている。商務部の盛秋平副部長は、「国内外の各界が積極的に反応しており、各種指標で全面的に第2回を上回る見込みだ」と述べた。
盛氏によると、第3回消博会の展示面積は前回より20%拡大し、60数カ国及び地域の3100超の著名ブランドが出展する。今年の消博会の主賓国はイタリアで、出展ブランドは147、展示面積は約1800平方メートルと、いずれも前回より約倍増している。7カ国の政界要人及び国際機関の責任者の出席が確定済みで、30社弱の世界トップ500社もしくは業界トップ企業のグローバルCEOがオフラインで参加する。30の省・自治区・直轄市の代表団が参加し、バイヤーと業界関係者が5万人を超える見込みだ。開催期間にはさらに100回を超えるフォーラム及びシンポジウム、成果発表会、貿易商談、投資説明会などのイベントが催される。
盛氏によると、今年の国際展示エリアは8万平方メートルで、60数カ国・地域の2000超の消費ブランドが出展する。初歩的な統計によると、300超のブランドの1000超の製品が初公開され、前回及び前々回より大幅に増加する見込みだ。
海南自由貿易港政策及びRCEP協定の相乗効果が発揮され、中国の優良商品の輸入の豊富化に活力を注いでいる。海南省商務庁の張斌庁長によると、今年は中国以外のRCEP参加国(計10カ国)が出展する。うち日本の出展面積とブランド数はいずれもRCEPの中で首位となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月4日