中国産缶詰はここ数年、海外で人気があり、輸出量は著しく増加し続けています。2022年の缶詰輸出量は前年同期比12%増、輸出額は22%増となり、ともに近年の最高値を更新しました。中国は長年、缶詰の生産量、輸出量ともに世界第1位で、特に生産量は世界の約4分の1を占めています。
中国産缶詰は、生産規模とコストの優位性を背景に国際市場シェアが年々高まっています。近年、缶詰の生産技術のグレードアップ、特に生産ラインの自動化レベルの向上が、品質向上はもちろん、生産コストの削減も果たし、缶詰輸出の優位性をさらに拡大させています。
データによりますと、過去1年間で、缶詰の消毒、殺菌、洗浄、仕分けなど、缶詰関連の特許出願件数は500件を超えています。2023年1~2月には、中国が輸出した各種缶詰は累計で前年同期比10%増の52万3300トン、輸出額は23%増の12億2000万ドルとなっています。
「中国国際放送局日本語版」2023年4月16日