休日の行楽地として動物園が多くの観光客に選ばれる。動物界で最も人気があると言えばもちろんジャイアントパンダのことだ。この動物はただ愛くるしいだけでなく、大きな経済効果をもたらす。
成都市のお土産屋では、さまざまなパンダ関連グッズが並ぶ。パンダのヘアピン、ぬいぐるみ、バッグ、玩具の指輪など何でも揃っている。店はさらにパズルやブラインドボックスなどの若者の間で人気のお土産品を作り、購入客が跡を絶たない。さらに店はパンダの愛らしいイメージをお茶やスイーツなどの食品に用い、創意あふれる商品を開発している。
パンダブームが続き、現地の航空券と民宿も活況を呈している。成都もパンダIP全産業チェーンを構築している。
旅行サイトのデータによると、今年第1四半期のパンダ関連のホテル予約件数が前年同期比で3.2倍増加しており、うちジャイアントパンダ基地周辺のホテルやパンダをテーマとするホテルがそれぞれ5割を占めている。複数の旅行サイトのデータによると、成都の民宿の予約件数は前年同期の2倍で、平均宿泊日数が前年の1.3日から1.8日に増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月3日