世界で標高が最も高く、規模が最大で感度が最高のガンマ線検出器である、高標高宇宙線観測ステーションが10日、国の検収に合格した。
同ステーションの検出器は合計で1万台を超える。「世界の屋根」の高標高のメリットを十分に活用し、世界で最も感度の高い超高エネルギーガンマ線検出器になり、宇宙線の起源という「世紀の謎」の解明に重要な科学サポートを提供する。試験運行後、すでに銀河系で大量の高エネルギー宇宙加速器を発見し、最も明るいガンマ線バーストを捕捉するなど、一連の画期的な科学の成果を手にした。国の検収合格後、中国を中心とし各国が参加する国際宇宙線研究センターになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月12日