英国立経済社会研究所(NIESR)はこのほど2023年春季経済見通しを発表し、世界経済の成長率の予想値を2.5%に小幅上方修正した。見通しは、今年の中国の経済成長率を5.2%と予想。また、中国経済は今年強い活力を示しており、中国経済の成長は世界に積極的な影響を及ぼすと指摘した。
見通しはさらに、ロシアとウクライナの衝突の不確実性、食品価格の続騰、各国の物価高対応による金融引き締めなどを鑑み、先進経済体の成長率が持続的に低下するとした。うち一部の経済体は景気後退に近づくとした。国際通貨基金(IMF)は先ほど、G7の中で英国経済が最も振るわないと予想したが、NIESRは欧州全体の経済成長率が高くなりすぎることはないとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月17日