国家統計局は27日、1-4月の一定規模以上の工業企業(年間売上高2000万元以上の企業)の利益総額が約2兆329億元(約40兆4674億円)となったことなどを発表しました。工業企業の利益状況の主な特徴は以下の通りです。
第一に、工業企業の同月の売上高の伸びが加速しました。第二に、企業利益の減少幅が引き続き縮小しました。第三に、装備製造業の利益が明らかに回復しました。第四に、電気・水道業界の利益は急速な成長を続けています。第五に、外資企業の利益は減少から増加に転じ、民間企業の利益の減少幅が明らかに縮小しました。
工業企業の利益は引き続き回復傾向を示していますが、国際環境は厳しく複雑であり、需要の不足が明らかであることから、利益の持続的な回復には多くの困難に直面することが予想されます。今後は、需要の回復と拡大に力を入れ、生産と販売の連携レベルをさらに高め、経営主体の自信を持続的に高め、政策の効果と経営主体の活力を結びつけ、工業経済の持続的な回復と好転を推進することが求められます。
「中国国際放送局日本語版」2023年5月28日