「重要MMF監督管理暫定規定」が施行、市場の安全性が大幅に向上へ

中国網日本語版  |  2023-05-18

「重要MMF監督管理暫定規定」が施行、市場の安全性が大幅に向上へ。

タグ:ファンド

発信時間:2023-05-18 14:29:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国証券監督管理委員会と中国人民銀行が発表した「重要マネー・マーケット・ファンド(MMF)監督管理暫定規定」が、16日に正式に施行された。MMFが正式に「厳しい監督管理」時代に入った。

 取材に応じた専門家は、「暫定規定の施行は、重要MMF商品の安全性と流動性をさらに高め、リスクに効果的に備えることで、投資家の合法的な権益を保護し、業界の健全で秩序ある発展を促す。一部の商品はより多くの規制を受ける可能性があるが、市場全体の安全性が大幅に上がる」と述べた。

 中国の公募ファンド業界は近年急成長し、全体規模がすでに26兆元超にのぼり、投資家数が7億人を超えている。MMFは現金管理類のインクルーシブ・ファイナンス商品で、安全性が高く、流動性が良く、投資コストが低いといった特徴を持つ。すでに公募ファンドの重要品種になっており、個人の資産管理を積極的に支えている。

 中信証券の明明チーフエコノミストは、「暫定規定の施行後、金融のシステマティックリスクの発生を防止するため、一部の大規模なMMFがより多くの規制を受ける可能性がある。収益に一定の影響が及ぶと見られるが、市場全体の安全性が大幅に上がる」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月17日

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