夏休みが近付き、旅行が再び活気づいている。同程旅行プラットフォームのデータによると、今週の夏休み関連の旅行商品検索件数が前週比で約20%増加した。北京市、上海市、深セン市、広州市、成都市、長沙市などの注目度が高い。
同程旅行の関係者は「証券日報」に、「親子旅行は夏休み観光市場の主力軍で、観光客数全体に対して非常に顕著なけん引力を持つ。今後は小中高及び大学が次々と夏休みに入り、夏休み市場の活況が続く。例年は新疆ウイグル自治区や四川省などの長距離旅行や出境旅行が人気だったが、この夏休みに新たなブームを迎える可能性がある」と述べた。
交銀国際は研究報告書の中で、今年の大陸部の観光支出は前年比169%増で、2019年の96%まで回復すると予想した。出境旅行の支出については100%増で40%まで回復と予想。
吉祥航空は出張及び観光による移動の回復の加速に伴い、今年7月1日より北京大興〜日韓の国際線を開通し、同時に6月下旬より上海〜シンガポールのフライトを増やす。東方航空は6月12日より上海・昆明〜ソウル・福岡・沖縄などの航路を追加する。6月下旬から7月上旬にかけて、浦東〜釜山・東京のフライトを1日1便に増やす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月8日