15日付インド紙「Hindustan Times」によると、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が現在まで承認しているプロジェクトは221件で、融資総額が約420億ドルにのぼっている。1000億ドル超の資本をけん引し、30超のアジア内外の加盟国に利益をもたらしている。
金立群AIIB総裁は先ほどメディアの取材で、「これらのプロジェクトには、道路、鉄道、空港、港湾、埠頭などの伝統的なインフラがあれば、ブロードバンドネットワークなどのデジタル情報インフラや、医療、保健、教育などの社会インフラが含まれる。投資先が異なっても、その目的はいずれも現地の経済・社会の発展の促進と、現地人の暮らしの改善だ。そのためAIIBは国際社会から広く好評を博している」と述べた。
AIIBは今年、グリーンインフラの整備、地域協力及び相互接続、科学技術エンパワーメントのインフラなどに力を入れる。より多くの民間資本がAIIBに加盟する発展途上国の持続可能な発展を支えるようけん引する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月16日