中国長城汽車公司が生産する「坦克500」シリーズの自動車がこのほど、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなどで続々と発売された。多くの消費者が展示ホールを訪れ問い合わせし、注文している。
中国汽車工業協会のデータによると、昨年の中国の自動車販売台数は前年比54.4%増の311万1000台で、世界2位の自動車輸出国になった。現在ますます多くの中国車が中東市場に入り、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプトなどの多くの消費者の選択肢になっている。データの分析によると、昨年のサウジアラビアの新車販売台数は前年比12.1%増の63万台超で、うち中国車は22.2%増の10万台超だった。他にも中国車はサウジアラビア、バーレーン、オマーンなどの中東諸国で10%超の市場シェアを占めている。
昨年のカタールW杯の開催期間中、中国宇通公司が生産した800台超のEVバスが、W杯をサポートする主力交通機関になり、その後現地の公共交通システムに投入された。吉利商用車傘下の新エネブランドである遠程汽車は昨年末、アラブ首長国連邦の企業と1000台の新エネ商用車の調達契約を結んだ。現地の物流・運輸業界のグリーンなモデル転換を支える。紅旗製の新エネ車は、ドバイ警察に初めて採用された新エネ車ブランドになった。新エネ車はすでに中国車の中東における新たな看板になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月30日