新エネ車生産2000万台を支える「中国スマート製造」の力

中国網日本語版  |  2023-07-04

新エネ車生産2000万台を支える「中国スマート製造」の力。

タグ:新エネ車 スマート 自動車産業 

発信時間:2023-07-04 11:26:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国新エネ車2000万台目ラインオフイベントが広州市で開かれた。これは中国の新エネ車発展の歴史的な瞬間であり、「中国スマート製造」の力を示した。

 中国汽車工業協会常務副会長兼秘書長の付炳鋒氏は、「生産量2000万台達成は、中国の新エネ車が産業化・市場化を踏まえた上で規模化・グローバル化の高品質発展の新段階に入り、実体経済を支えとする現代化産業体系の重要な構成部分になろうとしていることを意味する」と述べた。

 2000万台達成は、世界をリードする中国の市場規模を示している。中国の昨年通年の新エネ車販売台数は688万7000台で、市場シェアが前年比12.1ポイント増の25.6%にのぼった。世界販売台数が占める割合は60%超。

 2000万台達成は、「中国スマート製造」の力を示した。広州市・広汽埃安の第1スマート製造センター総組立ラインでは、ロボットアームがずらりと並び作業し、無人搬送車(AGV)が行き交う。広汽埃安の責任者によると、ラインの溶接、プレス、塗装、組立などの工程がほぼ自動化されている。

 新エネ車は世界自動車産業のモデル転換・高度化及びグリーンな発展の主な方向であり、中国自動車産業の高品質発展の戦略的な選択でもある。一連の政策支援により、中国のスマートコネクテッドカーは完成車製造、情報通信、道路交通などの各分野で画期的な発展を遂げ、産業エコシステムが日増しに豊富化している。

 新エネ車の中核部品である動力電池材料と新技術の応用でも、中国はブレイクスルーを続けている。材料の研究開発、電池の生産・回収利用、設備サポートなど、産業チェーンが世界で最も揃い、規模が最大の動力電池産業体制を形成した。また中国の新エネ車は近年、各分野の各技術でブレイクスルーを達成し、完成車スマート化水準の顕著な向上を促している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月3日

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