「三農」(農業、農村、農民)と、零細企業及び民間企業の発展が再び政策のメリットを迎えた。人民銀行はこのほど、農業分野や零細企業向けの支援を目的とする再貸出枠を2000億元追加する方針を固めた。正確な支援の効果を発揮し、社会の資金調達コストを引き下げ、雇用拡大を促進し、経済の内的な原動力の回復を支える。
内訳を見ると、農業分野支援再貸出枠は400億元増の8000億元、零細企業支援再貸出枠は1200億元増の1兆7600億元、手形の再割引は400億元増の7400億元。
招連金融の董希淼首席研究員は取材で、「LPR引き下げと銀行の利差縮小の状況下、銀行に低コスト資金を提供することは、銀行の利差の基本的な安定の維持を支え、資金コストの安定しつつ低下を持続的に促す」と述べた。
業界関係者によると、現在の国内経済の運行は全体的に回復し好転しているが、内的な原動力がまだ強くなく、需要の駆動が依然として不足している。政策の安定性と連続性を保ち、政策の制度と有効性を高める必要があるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月2日