エネルギー・電力分野の中央企業は、夏の持続的な高温の試練を控え事前に準備し、ピークの夏を乗り切る供給保証モードに入っている。
国家電網有限公司の発表によると、今夏の全国の最大電力消費量は前年比で1億kW弱増える見込みだ。同社は239件の35−750kV夏季ピーク重点プロジェクトの建設を急ぎ、6月末までのすべての竣工を保証し、送電網の給電能力をさらに高めた。
国家開発投資集団有限公司の発表によると、夏のピークを迎え、雅礱江両河口水力発電所水力・太陽光相互補完1期プロジェクトの柯拉1期太陽光発電所が6月下旬に発電・送電を開始した。これは世界初の100万kW級水力・太陽光相互補完発電所の正式な稼働開始を意味する。同発電所は太陽光発電と水力発電の「パッケージ」送電を実現し、四川省と重慶市の給電保証に新たな力を注ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月9日