第3回「中国・アフリカ未来リーダー対話」が7月14日に北京で開催され、中国とアフリカの各界から100人近い青年代表が参加した。「中国・アフリカ未来リーダー対話」は中国人民対外友好協会(CPAFFC)が2021年に中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)の枠組み下で創設した定期的なイベントだ。今回の「中国・アフリカ未来リーダー対話」は初めてオフラインで開催され、双方の青年が対面で意見交換、連携行動、未来共創するプラットフォームとなった。
今回の「中国・アフリカ未来リーダー対話」では「中国とアフリカのハイクオリティな『一帯一路』共同建設に貢献する青年の力」をテーマに、中国とアフリカの青年代表が各自の学習と仕事の経歴を交えて「チャンスを共有する発展ベルト」「民生に恩恵をもたらす幸福の道」「人々の心をつなげる架け橋」などを議題として、中国・アフリカ「一帯一路」共同建設による協力の成果と発展のチャンスについて心置きなく話し合い、ハイクオリティな「一帯一路」共同建設の感想を共有した。
会議に参加したアフリカ人の青年は相次いで、「一帯一路」共同建設構想がアフリカの発展ニーズに合致し、アフリカの経済・社会発展を促進することで、民生の改善において重要な作用を発揮しているとの見解を示した。「アフリカと中国の『一帯一路』共同建設の豊富な成果は、アフリカが発展するチャンスの窓を開いた」。ベナン人留学生のルガンさんは「アフリカ諸国は中国を真の協力パートナーと見なしており、中国がアフリカ諸国の発展の質向上を誠実に支援していると考えている」と話した。
「私はアフリカ・中国協力の参加者、建設者であり、受益者、目撃者でもある」。トーゴ出身の青年スーシンさんは流暢な中国語で成長の物語を語った。スーシンさんは現在、セネガルのダカールで快速公共交通プロジェクトのアシスタント・マネージャーを務めており、同プロジェクトに10年間携わっている。「私は10年間、技術を学び、腕を磨いたことで普通の通訳者から技術作業員に成長し、工事管理職にも就いた」。ス―シンさんは「学ぶ意欲さえあれば、中国人親方は包み隠さず教えてくれる。中国人親方の指導によって、私は工事車両の運転を学び、専門的な理論・知識を習得し、各種の道路施工に携わり、さまざまな規模のチームを率いた」という。「一帯一路」共同建設は彼のようなアフリカの青年が優れた才能を発揮し、抱負を実現するための大きな舞台を構築したと説明し、「私は中国企業に従ってより多くの場所に行き、より多くのプロジェクトを建設するだろう」と話した。
「『一帯一路』共同建設構想の下、多くのアフリカ・中国協力プロジェクトは青年を重視し、青年を育成し、青年を支援するもので、アフリカ現地の経済・社会発展に新たなチャンスをもたらすだけでなく、アフリカの青年による夢の実現を後押ししている」。カメルーン人留学生のメンドゥさんは、中国の発展の道は模範的かつ先導的で、中国の成功経験は中国の夢とアフリカの夢をつなぎ合わせ、アフリカと中国の共同発展を後押しするとの見解を示した。
今回の対話に先立ち、アフリカの青年は「『一帯一路』に近づく、中国でのアフリカ人留学生の社会実践イベント」にも参加し、中国企業を訪問して中国とアフリカの「一帯一路」共同建設協力による成果を視察した。アフリカの青年は相次ぎ、今回の参観を通じて中国発展の成果を間近に見たことで、中国人のアフリカ人に対する友情を感じた上、アフリカと中国の協力に広がる先行きを見たと述べた。「私たちが背負っている責任を深く認識している」。コモロ人留学生のブハンニさんは「私たちはアフリカと中国のハイクオリティな『一帯一路』共同建設に参加するためにより一層努力し、アフリカと中国の伝統的な友好の継承とアフリカと中国の互恵・ウィンウィンの推進に知恵と力で貢献したい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月30日