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独メディアGolemは7月28日、「中国の5Gアンテナが無いEU数カ国が後れを取る」というタイトルの記事を掲載した。欧州委員会は中国の5Gサプライヤーの排除を進めているが、同委員会の統計によると、これはネットワークの拡大に大きな損害を及ぼしている。Golemが入手した統計データ評価レポートによると、中国の5Gサプライヤーを早期に公式もしくは非公式な形で通信ネットワークの拡大から排除した一部の国は、EU加盟27カ国のデジタル化ランキングで大きく後れを取った。
欧州委員会の委託で発表されたこの5Gウォッチ・レポートによると、5Gネットワークの人口カバー率ランキングで5カ国が最下位となった。その5カ国はまさに、かなり早期に中国の設備サプライヤーの華為と中興を排除もしくは厳しく規制して5Gネットワークを構築した国だ。エストニアとラトビアは5Gネットワークの人口カバー率がそれぞれ約43％、42％で、EU平均の80％前後を大きく下回った。ベルギーとルーマニアの人口カバー率はさらに低い約30％と27％、スウェーデンは全27カ国のうち最下位で、人口の20％強しかカバーしていない。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年8月5日
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