エクアドルで最も売れているのは中国車だ。市場シェアは2018年の10%から現在の30%に上がっており、現在も成長を続けている。現地紙「ウニベルソ」の報道によると、同国で販売中の自動車107ブランドのうち47が中国ブランドだった。最も人気があるのは奇瑞で、これに長城、東風小康、江淮汽車が続く。米サイト「ザ・ディプロマット」が14日、伝えた。
BYDは中国最大であり、テスラに次ぐ世界2位の電気自動車(EV)メーカーでもある。ウーバーの運転手のロハスさんはコロンビアの首都ボゴタで、BYD製のEV SUVを運転している。「毎日14時間運転することもあるが、問題が出たことはない」BYDは現地で大きな動きを見せ、ボゴタに379台のEV路線バスを販売し、2020年より運営を開始した。アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイでも中国製のEV路線バスを目にする。
中国車の世界での台頭において、その割安な価格が重要な力を発揮している。特にエクアドルの1800万人の人口のうち、毎日の生活費が5.5ドル未満の人が約35%を占めている。奇瑞は現地が中国から輸入するうち、最もコスパがよい自動車ブランドの一つだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月16日