米紙「ワシントン・ポスト」(電子版)は2日、「中国が米国の技術封鎖を迂回する方法を見つけた? 新型スマホが懸念を引き起こす」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
ジーナ・レモンド米商務長官が先ほど訪中した際に、中国企業の華為技術有限公司(ファーウェイ)が新型スマホ「Mate 60 Pro」を発表した。このスマホは中国の技術力の新たな突破を象徴する。その発表は、米国の制裁は中国の基幹技術の進歩を阻止できなかったという米政府の懸念を引き起こした。これは米半導体メーカーの警告の通りになったようだ。制裁は中国を阻止できず、米国技術の代替品を作ろうとする中国のさらなる取り組みを刺激するばかりだというのだ。
中国科学技術業界のトップであるファーウェイは長期的に米政府から標的にされてきた。ファーウェイは2012年より、世界のインターネット運営に必要な機器の世界最大のサプライヤーで、米国の制裁を受けながらもこの地位を保っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月6日