オランダの複数の議員は24日、オランダの露光装置製造大手のASMLの半導体製造装置の対中輸出を規制する米国の一方的な追加措置が正確かについて、スフレイネマーヘル外国貿易・開発協力大臣に疑問を呈した。ロイター通信が25日、伝えた。
24日付蘭金融紙によると、うち1人の議員は米国によるこの決定は「ルールの一方的な変更」を意味し、オランダが本件で発言権を失えばオランダ及び欧州に財政及び経済の損失をもたらすと述べた。別の議員も米国の決定に不満を表し、米国は一方的にルールを厳しくし、同盟国に従うよう強い、オランダの戦略的自主権を奪ったとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月26日