第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)が11月5-10日に上海市で開催される。消息筋によると、中米関係の緊張緩和に伴い、米国側は「史上最強の代表団」を本博覧会に派遣する見込みだ。31日付香港紙「南華早報」が伝えた。
米国代表団の主な当局者には、米農務省副大臣代理補佐のヘーフミースター氏、米農務省北アジア事務高級顧問のシェパード氏が含まれる。米国が輸入博にこのハイレベルの当局者を派遣するのは初。これまでの輸入博では米国の個別の企業、貿易機関、地方当局者が出席することが多かった。米農務省は、米国代表団には17の出展業者が含まれることを確認した。輸入博の米国食品・農業パビリオンで、カリフォルニア州、アイダホ州、ジョージア州の農産物と農業テクノロジーを重点的にPRする。
中米のハイレベル及び地方の交流の回復ペースが最近、上がっている。アイダホ州中国代表所の責任者である瞿丹然氏は30日、「環球時報」に対して「米連邦政府は今回初めて政府の名義で輸入博に参加するが、これは中米間の農産物及び食品貿易に向け望ましい開放のメッセージを伝えるだろう。米農務省のハイレベルの当局者も関連契約式に出席する見込みだ」と述べた。「環球時報」が本輸入博の準備状況に詳しい関係者から得た情報によると、ホーメルフーズ、モートンソルト、オレンジチーズカンパニーなどの米国の農業及び食品分野の企業と機関が今年、初出展することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月1日