外資系金融機関、中国市場の将来性に期待

中国網日本語版  |  2023-11-11

外資系金融機関、中国市場の将来性に期待。

タグ:外資系金融機関 中国市場の将来性

発信時間:2023-11-11 09:30:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国市場への長期的な期待から、外資系金融機関は近年、中国事業を持続的に拡大している。中国で機関を設立し、出資比率を引き上げ、登記資本金を増やし、積極的な事業展開のペースを上げ続けている。

 金融監督管理総局のデータによると、今年9月末までに52の国及び地域の202行が中国で機関を設立している。在中国外資系銀行の増資額(資本注入額)は、2020−23年9月末に187億3000万元にのぼった。

 中国人民銀行のデータによると、今年9月末までに1110の域外機関が中国債券市場に進出している。その中国債券保有額は3兆3000億元で、5年前より200%弱増加した。

 アナリストは、外資系金融機関による中国市場及び資産面の自信は、中国経済の発展の将来性への期待によるものとした。

 国家統計局がこのほど2023年第1−3四半期国民経済運行状況を発表すると、多くの外資系機関が続々と中国の2023年の経済成長率の予測値を上方修正した。

 野村證券の中国担当チーフエコノミストである陸挺氏は、中国経済の先行きを楽観している。「中国の財政・金融政策のさらなる奏効に伴い、経済運行の積極的な要素が持続的に蓄積される。第4四半期の経済は回復しつつ好転の流れを維持する。中国には巨大な市場と高素養の人口があり、これに持続的に発展するハイエンド製造業が加わり、中国経済発展の強みとなる」

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月11日

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