商務部の王文濤部長（党組書紀）はこのほど新華社の取材に応じ、「第4四半期は通常、貿易の最盛期だ。通年の貿易の大きな部分で、貿易安定活動の重要な時期でもある。2つの活動に重点的に取り組む」と述べ、次のように続けた。

　企業の受注安定と市場開拓を支援する。第6回輸入博と第2回デジタル貿易博の開催に全力を尽くし、供給と調達のマッチングを最適化し、貿易会社の市場開拓をより良くサポートする。新たな「国別貿易指南」を発表し、貿易会社、特に中小・零細貿易会社への信用貸付の支援を拡大する。地域的な包括的経済連携（RCEP）協定のチェーン安定及び補強や、グリーン・低炭素貿易などの特別テーマ訓練に取り組み、国際市場のチャンスを掴む企業の能力を高める。

　その一方で、貿易政策の支援力を持続的に拡大する。国務院弁公庁が通達した「貿易の規模安定・構造最適化の促進に関する意見」の実施にさらに取り組み、新エネ車貿易協力の支持、中古車輸出の支持、加工貿易の発展水準の向上などの各種政策措置の発表を急ぐ。新政策の研究の準備に取り組み、重点製品の輸出の優位性を安定させ、加工貿易の段階的な移転を秩序正しく導く。全国版及び自由貿易試験区版の越境サービス貿易ネガティブリストの発表を急ぎ、デジタル貿易改革イノベーション発展の政策文書を発表し、サービス貿易とデジタル貿易の発展を促進する。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年11月10日