開催中の文昌国際航空航天フォーラム2023での発表によると、海南商業宇宙発射場が打ち上げ能力形成の難関攻略段階に入った。年末にもハードウェアの建設を完了し、来年に常態化打ち上げを実現する。
情報によると、海南商業宇宙発射場は海南省文昌市に位置する、中国初の商業宇宙発射場で、現在は建設のラストスパートを迎えている。
文昌市市長で、文昌国際航天城管理局局長の劉衝氏は、「海南商業宇宙発射場を利用し、ロケット産業団地とロケットギガファクトリーの建設を推進する。低コスト・量産化製造能力を急速に形成し、産業チェーンの統合イノベーションを促す。また、科学技術イノベーション公共プラットフォームの建設を急ぎ、24年に常態化打ち上げを実現するため力強く支える」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月27日