年末が近づく中、中国の貿易は圧力に耐え切り、持続的に安定化している。税関総署が7日に発表したデータによると、中国の貿易額の月間及び累計の伸び率が10月にプラス化したことに続き、11月の貿易額の伸び率が前年同期比でさらに1.2%に拡大した。累計では前年同期とほぼ同等。
これについて税関総署統計分析司の呂大良司長は、「中国の貿易発展の積極的な要素が第4四半期に入り持続的に増えている。貿易額は2カ月連続で前年同月比で増えており、安定しつつ好転という発展の流れの基礎が持続的に固まっている」と述べた。
第4四半期は通常、貿易の最盛期であり、通年の貿易のラストスパートをかける締めくくりの時期でもある。呂氏は今後について、「全体的に見ると、政策が力を与え、企業が努力し、各方面が力を合わせることで、第4四半期の輸出は安定しつつ好転する流れを持続的に強める見込みだ」と述べた。
中国税関貿易景気統計調査によると、輸出入の受注増を報告する企業の割合が上がっており、通年の貿易安定促進及び質向上の目標を達成する基礎がさらに堅固になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月8日