中国は12月1日より、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国を対象にビザ免除措置を実施している。開始から3日だけでも6カ国から7000人弱がノービザで訪中し、6カ国の入境者全体の39%を占めた。各国の関係者は、中国のビザ免除措置の拡大は国内外の人員往来を円滑にし、観光業、経済・貿易協力、人文交流の促進を便利にすると述べた。
マレーシア・中国法律連合会の羅章武会長は、「措置が発表されると、マレーシアの学校の休暇や春節の期間を利用し中国を旅行したいと多くの知人やビジネスパートナーから耳にした」と述べた。羅氏は今年すでに中国を何度も訪れ、新エネ車、自動運転、スマートシティ、工場スマート生産ラインなど、グリーンな発展が中国の一般人の生活に浸透していることを知った。中国のグリーンで低炭素な発展の理念や、グリーンなテックイノベーションから深い印象を受けたという。
中国EUデジタル協会のLuigi Gambardella会長は、「外国の観光客は現在、旅行会社を介し訪中期間中の各種サービスをオンラインで予約できる。支付宝と微信支付も最近域外銀行カードと紐づけできるようになった。これらによって、外国の観光客は中国での旅行がよりスムーズになる。中国は中華文化の世界における魅力に自信を深めており、かつ世界との貿易や文化交流により積極的に参加している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月8日