今年も年末になったが、中国経済の状況が注目されている。国家発展改革委員会国民経済総合司の責任者は6日の取材で、「全体的に見ると今年の中国経済は困難と挑戦に打ち勝ち、後退の圧力に耐え切った。経済回復は変動しつつ発展し、曲折しつつ前進するという特徴を示した。経済状況は全体的に回復・好転した。今年の世界経済成長への寄与度は3分の1に達する見込みで、依然として世界の成長の最大のエンジンだ」と述べた。
第1−3四半期の前年同期比の経済成長率は5.2%で、世界の主要エコノミーの間でリードを保った。農業生産状況は良好で、食糧は通年で再び豊作となる見込みだ。一定規模以上の工業企業の利益は第3四半期に、前年同期比で5四半期連続の減少から初めてプラス化した。これら一連のデータは、中国経済の発展の強靭性を示した。
上述した責任者は、「中国経済の今後の発展の見通しは明るい。中国には中国の特色ある社会主義制度という強み、特大規模の市場の需要という強み、産業関連施設が完備されている供給の強み、持続的な改革開放の掘り下げがもたらす原動力という強みがあり、マクロ調節の政策の大きな余地がある。中国経済の発展には依然として多くの有利な条件とサポートがある。中国経済は強靭性が高く、潜在力が十分で、大きな余地がある。長期的に好転するファンダメンタルズに変化はなく、変化することもない。我々は長期的かつ安定的な発展を実現する自信と能力を持っており、かつ中国の新たな発展によって絶えず世界に新たな原動力と新たなチャンスをもたらす」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月10日