中国核工業集団公司(CNNC)によると、中国で最も早く発電を開始した原子力発電基地である秦山原子力発電所は8日、累計発電量が8000億キロワット時を突破し、1万1680日にわたって安全に稼働し続けており、エネルギー供給の確保に力強いサポートを提供しています。
クリーン・低炭素エネルギーである秦山原子力発電所の累計発電量は8000億キロワット時で、これは全国の都市・農村住民の約7カ月分の電力需要を満たすことができ、換算すると標準炭を累計2億トン以上節約し、二酸化炭素を7億4000万トン、二酸化硫黄370万トンの削減に匹敵します。
中国東部の浙江省嘉興市に位置する秦山原子力発電所は中国華東電網エリアの中心地域にあり、現在9基の運転ユニットを有し、総設備容量は666万キロワット、年間発電量は約520億キロワット時で、現在中国で原子力発電の運転期間が最も長く、最も多くのユニットを有し、最も多くの原子炉の形式を備えた原発基地となっています。(帥、坂下)
「中国国際放送局日本語版」2023年12月10日