交通運輸部の王剛副部長は8日、「中国の新エネ商用車の規模は現在すでに164万台にのぼっている。うち新エネ路線バスは約54万台、新エネタクシーは約30万台、新エネ都市配送車は約80万台」と述べた。

　情報によると、中国は新エネ車充電施設の供給に取り組んでいる。現在まで全国で完成済みの充電停車位置を備えるサービスエリアは6257カ所で、高速道路SA全体の94％を占めている。全国の高速道路SAで完成した充電スポットは累計で2万カ所にのぼり、小型車を対象に4万9000カ所の充電停車位置を提供できる。「北京市、遼寧省、吉林省、上海市、浙江省などの11省の高速道路SAの充電施設普及率は100％。人々の便利で安心という移動の需要をさらに満たす」

　王氏は未来の発展について、「関連する産業支援策を研究・策定し、新エネ車の交通運輸分野における普及を急ぐ。企業を主体とする重要共通技術の研究開発及び製品の開発の強化を支持し、技術標準・規範の改善を急ぐ。スマート化交通インフラ体制の改善を急ぎ、交通運輸の典型的なシーンにおける需要のけん引力の駆動と応用を強化する。交通強国建設の試行や国家公共交通都市の創設などにより、新エネ車普及の取り組み強化を促す」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月11日