ウォール街の大多数の銀行は来年を展望し、中国株式市場への楽観を維持している。中国が不動産市場への刺激を強化し、より多くの経済領域に資金を注入するに伴い、市場は来年の状況がより良くなるとの希望を再び抱いている。ところが今年の市場の期待は昨年に及ばない。シンガポール華字紙「聯合早報」(電子版)が17日、ブルームバーグなどの情報を引用して伝えた。
米投資銀行のゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーは昨年末、中国の感染対策の調整に伴いMSCI中国指数の年間の伸び率が10%以上になると予想していた。これはモルガン・スタンレーが作る、中国概念株のパフォーマンスを追跡する指数だ。
しかし中国株式市場の現在の状況は予想に届いていない。多くの銀行が予測値を下方修正し、MSCI中国指数が数%低下すると予想しているが、ウォール街の大多数の銀行は中国株式市場への楽観を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月18日