このほど開かれた世界貿易機関(WTO)一般理事会において、中国を含む約120の加盟国が、「開発のための投資円滑化に関する協定」の最終テキストの法的手続きを完了したと発表した。全加盟国に向け、同協定をWTOの法的枠組みに収めるため必要な手続きを早急に終えるよう呼びかけた。
一般理事会では、カンボジア、ラオス、リベリアなどの後発開発途上国を含む30以上のWTO加盟国が積極的に発言・反応した。投資環境の最適化、質の高い投資の導入、経済発展の促進、国連2030アジェンダの目標達成における同協定の重要な力について説明した。加盟国は第13回WTO閣僚会議(MC13)を契機とし、同協定をWTOの法的枠組みに収めるよう働きかけることを支持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月18日