米CBSは現地時間10日、最新の世論調査を元に、米国人の76%が「自分たちの所得の伸びがインフレ率に追いついていない」と考えていると報じた。
調査によると、経済が上昇トレンドにあることを多くの指標が示しているにもかかわらず、米国人の見方は悲観的な傾向が強いことがわかった。
「所得の伸びはインフレのペースに追いついているか」との質問に対し、「追いついている」と答えたのはわずか24%で、76%は「まだ追いついていない」と答えた。
また、回答者の62%は米国経済が「悪い」状態にあると考えているのに対し、経済が「良い」と考えているのはわずか34%だった。回答者の27%は「インフレは米国が現在直面している最も重要な問題だ」と答えた。
このほか、「自分たちの生活水準は親の世代に及ばない」と考えている米国人が増えているが、この考え方はミレニアル世代(1984-1995年生まれ)とX世代(ジェネレーションX、1965-1980年生まれ)で最も多いという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月16日