国家発展改革委員会(発改委)が19日に開いた12月会見において、国家発改委の李超報道官は現在の経済運行のホットな問題について解説した際に、消費者物価指数(CPI)が来年緩やかに上昇する見込みと述べた。
今年1−11月の食品価格は昨年よりほぼ横ばいで、伸び率が過去10年間で比較的低い水準となった。李氏はこれについて、「これは主に輸入、周期、季節などの要素が重なった影響だ。豚肉や野菜などの価格は昨年の基準値が高めで、今年はそこから大きく下がった。今後を見ると、中国の農産物市場は供給が十分で、生産と販売のつながりが円滑で、市場の秩序が良好だ。食品価格は安定推移の基礎を持つ」と分析した。
李氏は今後の物価情勢について、「今年は全国のCPIは全体的に低迷した。輸入、周期、季節などの要素がやや変化するにつれ、基準値の効果が徐々に弱まり、商品とサービスの需要が持続的に回復する。CPIは来年緩やかに上昇する見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月20日