ナミビアの経済誌「Namibia Economist」(電子版)は18日、「中国の経済措置、ナミビアを繁栄に向かわせる」と題した記事を掲載した。記事の著者、ナミビアのフリーの経済アナリストであるJosef Sheehama氏は、「複雑な国際情勢を受け、中国は発展のチャンスを他国と積極的に共有し、世界経済に確実性を注いでいる」と記した。文章の要旨は下記の通り。
現在の世界の経済情勢は複雑かつ厳しい。中国の経済発展路線には極めて重要な世界的意義がある。中国は現代化を実現するため弛まず努力し、世界経済に確実性を注いでいる。
ナミビア銀行の経済見通しによると、ナミビア経済は今年と来年に持続的に成長する見込みで、かつ中国との包括的戦略的協力パートナーシップから大きな利益を手にする。両国の協力には政策の調整、文化交流、インフラ投資などが含まれる。ナミビアはチャンスを掴み、中国とウィンウィンの協力を拡大し経済成長をけん引し、共同の繁栄に向かうべきだ。
中国は140以上の国及び地域の主要貿易パートナーで、大量の対外直接投資と外資系企業を集めている。これは中国の世界経済における非常に重要な地位を十分に示している。相互接続の強化、産業チェーン・サプライチェーン・バリューチェーンの統合、公平で開放的なビジネス環境の構築を続ける中、中国は世界経済の成長に新たなチャンスを創出している。ナミビアもそこから利益を手にする。
変化中の国際秩序は世界に多くのリスクと挑戦をもたらす。ナミビアにとっての喫緊の課題は中国との協力を強化し、ナミビアの産業の競争力を強化し、ナミビア経済の順調なモデル転換を促すことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月21日