露紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータは21日、ロシアで画廊と骨董商を営むオレグ・マレーエフ氏の「中国は『ワイルド・スピード』に満ちた国」と題した記事を掲載した。記事の要旨は次のとおり。
中国はまるで高速道路を疾走するような国だ。驚くべき歴史がある一方で、宇宙技術を強力に発展させる国でもある。
マヤコフスキーの詩を覚えているだろうか?「街はそこにある。庭には花が咲き乱れるだろう!」 現代中国に触れると、人はそんな思いを抱くだろう。
中国の街角にはあらゆる年齢層の人々がいて、高齢者も非常に多い。どういうわけか、ロシア人は一定の年齢を超えると街に出て人と付き合うことをしなくなる。中国では、そこかしこで高齢者が集まり、踊ったり、話したり、旅行に出かけたりしている。
中国にいると、人々は「ワイルド・スピード」のような心地よさを感じ取れる。ここではひそひそ話をする人はおらず、みんなが大声で話している。ここでは、人々が自由気ままに近づいてきて、一緒に写真を撮ろうと微笑む。
中国を旅行していると、この国の都市で自動車革命が起こっていることに気づかされる。この偉大な革命は私たち一人ひとりに影響を与えている。中国の急速な変化は、ちょうどフィギュアスケートスクールのようだ。不器用なぽっちゃりさんが新入生として学校に入学すると、上級生全員が彼を馬鹿にし、父親のように彼の肩をたたく。しかし、数カ月間リンクの傍のベンチに座っていたぽっちゃりさんは、突然トリプルジャンプをマスターし、誰よりも高く跳べるようになった。中国の自動車革命はいつの間にか進行しており、これはほんの始まりにすぎない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月1日