20年前であれば、「中国人気オンラインゲームトップ10」のうち国産は4作品のみだった。現在は海外スマホゲーム市場売上トップ100のうち中国が3分の1弱を占め、米国や日本などのゲーム大国を大きく上回っている。
中国オーディオビジュアル・デジタル出版協会ゲーム工作委員会が先ほど行った文化リサーチの報告書によると、中国ゲーム企業の84%がゲームキャラクターのデザインで中華伝統人物を参考にし、98%がゲーム環境及びアイテムのデザインで中華伝統文化の要素を採用している。文化内容の素材選択において、企業の伝統的な文化内容の選択の次元がさらに豊富になっている。当初は主に「西遊記」や「三国演義」などの古典名作だったが、徐々に民話、神話、詩歌などの各種文化形式に広がった。ゲーム作品の文化的な中身を非常に豊かにした。
オンラインゲームは異なる文化の対話形式を豊富にし、相互理解の可能性を高めた。最近の海外ユーザーの調査研究によると、中国産ゲームを体験したユーザーのうち3割弱が中国を訪問したいと思うようになり、約27%が中国への興味が増したという。中国企業は自社作品の開発の他にも共同開発やIPローカライズにおいて国際産業協力を持続的に掘り下げている。分業における相互補完と文化的な包摂を通じ、世界的な優秀作品の誕生を促している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月2日