文化・観光部データセンターの計算によると、2024年元旦連休中(12月30日から1月1日までの3日間)の中国の国内観光客数は前年同期比155.3%増の1億3500万人で、比較可能なデータでは2019年同期比9.4%増となった。国内観光収入は前年同期比200.7%増の797億3000万元で、2019年同期比5.6%増。
連休中は都市部・農村部住民が外出に意欲的で、連休の氷雪観光が引き続き活況を呈した。黒龍江省は冬季氷雪観光「100日行動」を実施し、氷雪資源の強みを十分に発揮し、年越しライブなどのイベントを催した。重点観光スポット、地下鉄、路線バスが営業時間を延長した。遼寧省は、冬をテーマとする100以上の一連のイベントを催し、氷雪温泉、民俗文化、スポーツイベントを深く融合させた。北京市は3万枚の氷雪クーポン券を支給し、祝日の消費の活力を引き出した。都市氷雪テーマイベントやテーマパークが、住民のレジャー・娯楽の重要消費シーンになった。
飛猪のデータによると、連休中の氷雪観光予約件数は前年同期比126%増で、ハルビン市、長春市、ウルムチ市、張家口市などが氷雪観光の人気目的地となった。氷雪観光の盛り上がりを受け、大興安嶺、大慶、佳木斯、牡丹江などの民宿の予約が前年同期で5-10倍増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月2日