フーシ派武装勢力が紅海で起こした襲撃は、世界のサプライチェーンに深刻な影響を及ぼしている。しかし現在の海運の危機を解消できるプランが浮上している。一部の輸出業者は中欧班列が提供する陸上輸送に転じている。6日付香港紙「南華早報」が伝えた。
英国輸出・国際貿易研究所の責任者によると、中欧班列に関する問い合わせが大幅に増えている。今や中欧班列はアジア11カ国及び地域の100以上の都市を経由し、欧州25カ国の217都市とつながっている。同責任者は、「中欧班列の需要が日増しに拡大している。コンテナ輸送がより実行しやすい。海運の代替案として、中欧班列の利用規模が今後数週間で倍増する可能性もある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月8日