11日に発表された「美しい中国の建設の全面的な推進に関する中共中央・国務院の意見」は、2027年及び35年までの美しい中国の建設の主要目標、重大任務、重大改革措置を掲げた。これは産業構造の調整、汚染対策、生態保護、気候変動への対応の同時進行、炭素削減、汚染物削減、緑の拡大、成長の共同推進、ハイクオリティな生態環境による質の高い発展のサポート、人と自然が調和的に共生する現代化の実現を志向とする美しい中国の建設の新構造の形成の加速、中華民族の偉大なる復興の生態の礎の強化に対して重大な意義を持つ。
同意見は3つの時期に焦点を絞り、主要目標を掲げた。27年までにグリーンで低炭素な発展を掘り下げ、主要汚染物の総排出量を持続的に減らし、生態環境の質を持続的に高め、国土空間の開発・保護構造を最適化し、生態系のサービス機能を持続的に強化し、都市部及び農村部の居住環境を大幅に改善し、国の生態安全を効果的に保障し、生態環境対策体制をより健全にし、一連の実践モデルを形成し、美しい中国の建設で顕著な成果をあげる。
35年までにグリーンな生産・生活スタイルを広く形成し、炭素排出量をピークアウト後に安定的に減らし、生態環境を根本的に好転させ、国土空間の開発・保護の新構造を全面的に形成し、生態系の多様性と持続性を大幅に高め、国の生態安全をより盤石にし、生態環境対策体制及び対策能力の現代化を基本的に実現し、美しい中国の目標をほぼ達成する。今世紀中頃を見据え、生態文明を全面的に高め、グリーンな発展方法及びライフスタイルを全面的に形成し、重点分野でディープな脱炭素を実現し、生態環境を健やかで美しいものにし、生態環境対策体制及び対策能力の現代化を全面的に実現し、美しい中国を全面的に完成させる。
同意見は具体的な措置について、発展方法のグリーンなモデル転換を急ぎ、汚染予防及び処理の難関攻略を持続的に掘り下げ、生態系の多様性・安定性・持続性を高め、美しい中国の建設の安全のボトムラインをしっかり守り、美しい中国の建設のモデルを構築し、美しい中国の建設の全民行動を展開し、美しい中国の建設のサポート体制を健全化するとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月15日