ロシアのプーチン大統領はこのほど極東を視察した際に、ロシアは「全面的な抑圧と扼殺」を受けているが、購買力平価GDP(国内総生産)でドイツを抜き、欧州最大で世界5位のエコノミーになったと述べた。
このような発言は今回が初めてではない。
プーチン氏は昨年8月にロシア戦略発展・国家プログラム委員会を開いた際にも、「西側がロシアに制裁を行い、ロシア経済の悲観論を唱え続けているが、ロシアの工業を含む経済は安定成長を実現しており、国の予算状況にもリスクは存在しない」と述べていた。
西側メディアはロシア側の説に対して嫉妬めいた疑問を呈しているが、西側の制裁がロシア経済に大きな影響を及ぼしていないことは認めざるを得ない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月17日