中国国際貿易促進委員会が30日に発表した「2023年第4四半期中国外資ビジネス環境調査研究報告書」によると、調査に応じた外資系企業の中国のビジネス環境に対する満足度は2023年第4四半期に持続的に上がり、「満足」以上の評価が占める割合が、すべての指標で第3四半期より上がった。
中国国際貿易促進委員会は定期的に外資ビジネス環境報告書を発表している。2023年第4四半期は600社弱の外資系企業を対象に調査・研究を実施。うち68%は小企業・零細企業で、65%の中国事業が加工・製造に集中。
中国国際貿易促進委員会の楊帆報道官は、「通年の調査データを総合すると、外資系企業の8割以上が2023年の中国のビジネス環境に満足以上の評価をしている。中国市場は魅力的は9割以上で、今後5年の中国市場に期待は7割弱。これは中国経済の安定しつつ好転と長期好転のファンダメンタルズに変化はなく、中国市場の外資への魅力がますます高まっていることを示している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月31日