エクアドル国民代表大会(議会)全体会議は7日、投票によりエクアドル・中国自由貿易協定(FTA)を承認した。エクアドル憲法裁判所はすでに、同協定について憲法に適合するとの裁決を出していた。
中国はエクアドルにとって第2位の貿易パートナーだ。両国は2023年5月11日にFTAに正式に署名し、エクアドルは中国の27番目の自由貿易パートナーになった。協定の署名後、両国は各自の国内の法的手続きを履行する。エクアドル議会によるエクアドル・中国FTAの承認は、同協定のエクアドル側の手続きがすべて完了したことを意味する。
協定の物品貿易関税譲許計画によると、双方は相互に90%の品目の関税を撤廃する。うち約60%の品目は協定発効後に即時撤廃となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月8日