天津国際クルーズ母港で税関検査を行う天津東疆出入境審査所は、今年1月より累計5万5100人以上のクルーズ出入境者を通過させている。上海クルーズ口岸が2月に検査を見込んでいる出入境クルーズ客船は20隻で、出入境者は7万8000人以上。国際クルーズ客船輸送が全面的に再開されてから初の新春に、中国のクルーズ旅行の需要が集中的に引き出され、消費の活力が高まっている。
各大手クルーズ旅行会社は昨年より、営業を続々と再開している。有名客船会社のロイヤル・カリビアンのグローバルシニアバイスプレジデントでアジア区責任者の劉淄楠氏は感慨ひとしおだ。「当社の今年のクルーズ母港航路は4月27日上海発の『スペクトラム・オブ・ザ・シーズ』で、販売開始から3日間で消費者から大反響があった。初日のチケット予約量は過去最高水準の2倍で、しかも消費者は来年1月出発のクルーズ航路の予約を開始している」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月24日