49トン大型ディーゼルエンジントラックが排出するCO2は乗用車約40台分に相当する。その燃料を液体の水素燃料電池に取り替えれば、CO2排出量を1台あたり毎年約140トン削減できる。長距離輸送の大型車両のゼロエミッションが実現する。
これは中国航天科技集団第六研究院(以下「同研究院」)が発表した新成果だ。科学技術部ハイテクセンターがこのほど発表した、国家重点研究開発プロジェクト総合パフォーマンス評価の結論に関する通知によると、同研究院第101研究所が担当する国家重点開発計画「大型車両液体水素貯蔵・供給基幹技術研究」プロジェクトが順調に総合パフォーマンス評価に合格した。これは中国の大型車両液体水素貯蔵・供給技術の大きな進展を意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月15日