中国では最近、ビザ免除国の範囲が再び拡大し、外国人観光客の数が着実に増加しています。これに伴い、さまざまな利便化措置も充実しています。
ある観光企業のインバウンド部門の責任者は、「今年に入ってから、インバウンド観光需要が徐々に増えている。大規模なツアーの数は過去に比べると少ないが、カスタマイズされた小規模なツアーの数が大幅に増加した」と述べました。
データによりますと、2024年以降のインバウンドツアー全体の受注額は前年同期比4倍以上に増加し、2019年同期比で約1.5倍まで増加しました。アジアは依然としてインバウンドの最大の集客地域で、全体の55%を占めていて、次いで欧州が30%、北米が15%となっています。
また、中国旅游集団旅行服務有限公司の責任者によりますと、同社は2024年にインバウンド客のための接客サービスを充実させるため、ドイツ語、フランス語、イタリア語などの人材を多数採用する計画だということです。(オウギ、謙)
「中国国際放送局日本語版」2024年3月24日