米ボーイングのエンジニアであるサム・サレフプール氏は、同社のボーイング777及び787ドリームライナーの製造時に操作問題があったと告発した。機体の各部分の固定方法が不適切で、航空機の耐用期間が大幅に縮み、かつ飛行中に断裂するリスクが拡大したという。米CNNが現地時間9日、伝えた。
米連邦航空局は現在、同氏の告発に関する調査を開始している。米下院の調査チームも今月17日に公聴会を開く。
報道によると、ボーイングは787ドリームライナーの製造上の変更があったことを認めたが、これが機体の安全な耐用期間に影響を及ぼすかについては否定した。
ボーイングは現在、777に関する告発についてコメントしていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月10日